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粽2016.04.06 Wednesday
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JUGEMテーマ:グルメ
こんにちは〜
当店では、今年も恒例の粽づくりが始まりました。
当店では米の粉でつくった粽のしんを笹にくるんでいきます。
しん1本に笹の葉っぱを3枚使用して巻きます。
その3枚重ねた束をイガラで縛っていきます、
お子さんの人格を重んじて、ご多幸とご成長を念じて。
最後に粽を蒸す事により、笹の香りや風味がしんに浸透するわけなんです。
5本束や10本束に仕上げていくのですが、
最近は殆どが5本束が主流になっています。
ところで端午の節句に何故、粽を食べるのでしょう?調べてみると
そもそも中国から伝わったという説が強く中国は戦国時代、楚(そ)の国の高名な詩人、屈原(くつげん)という
国王の側近で人々からも慕われていた方が
陰謀のため国を追われることになった事から
汨羅(べきら)という川に飛び込み自殺をする事に、
その日が5月5日だったんです。
屈原の死を悲しんだ人々は、たくさんのちまきを川に投げ入れた事が今の日本に伝わり端午の節句にちまきを作って食べるという風習になったとされています。
なんと中国のお話が、今の日本に定着しているとは
本当に不思議なことですね〜(−−〆)。
そして、そして、京都の壬生では、恒例の壬生狂言が始まります。
当店から歩いて1分の所です。
鎌倉時代から続く伝統芸能です。
壬生寺を興隆した円覚上人が、悪疫駆除のために仏の教えを庶民にわかりやすく
身振り手振りで伝道したのが始りと伝えられています。
一般の能狂言とは異なり、かね・太鼓・笛の囃子に合わせ、
全ての演者が仮面をつけ、全く無言で狂言が演じられます。
午後から1日5番ずつ上演されます。
是非行ってみてくださいね。
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