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亥の子餅2015.10.31 Saturday
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京都の和菓子屋さんに11月になると店頭に並びます、亥の子餅です☆
亥の子餅(いのこもち)とは、
当店では、ニッキとゴマ、求肥を使用した生地の中に粒あんを入れております、
旧暦の10月の「亥の日」の「亥の刻(午後9時〜11時)」に
大豆・小豆・ささげ・胡麻・栗・柿・糖の七種を混ぜ込んだ
七色のお餅を食べると万病を防ぐとの言い伝えた
中国の風習からうまれたお餅なんです。
日本でも平安時代頃に伝えられ、
猪子形に作った「亥の子餅」を朝廷に献上する儀式があったそうです。
一方、イノシシは1年に12匹の子供を産むとされ、イノシシの多産と
健康にあやかりたいという願いから広まり、
こうした習慣を定着させたとも考えられています。
新暦10月よりも旧暦10月(新暦11月)に入ってから販売されることが多いんです。。
生地にあんこを混ぜて黒くしているお店や白ゴマ、はったい粉をふってるお店、
栗餅を亥の子餅といっているお店もあり
店によって全く違うのも、亥の子餅の独特の特徴なのかも知れませんね。
真ん中をようじでパカッと切ってみると
中身はつぶしの粒あんが入っております。
生地には所々いぶったゴマが混ざっております。
ほのかなニッキの香りといぶったゴマとが良く合うと思います。
今年の旧暦には是非、お近くの和菓子屋さんの亥の子餅で厄払してください。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 >;。;;。。∵。☆。∵。☆。∵。☆。∵。☆。∵。。☆。∵。☆。∵。☆。∵。☆。∵
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上生菓子 丹波栗2015.10.07 Wednesday
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最近、ようやく秋めいてまいりましたね
早朝4時起きの日が続いており・・・・
朝方の寒さには、ことごとくまいってしまいます。
先日なんて、あまりにも寒いので、我慢できずに暖房をつけてしまいました(笑)
つい先日までクーラーをガンガンつけていたのに・・・・
ほんとに寒暖の差には身体がついていけません。
皆様も、くれぐれれも体調管理には、充分お気をつけてくださいね。
では、では、本日の和菓子のご紹介です。
栗の季節、真っ只中の本日は、丹波の栗をモチーフにしてみました。
≪上生菓子 丹波栗≫
丹波栗は「日本書紀」にも記述されているほどで
時代が下がってからも各藩主たちが競って幕府や朝廷に献上された逸品でございます。
後に参勤交代などを通じて全国にも伝えられ有名な栗にまりました。
丹波栗の特徴は蔗糖,ブドウ糖も含んでいるので甘みにすぐれています。
また、消化、吸収のよい健康食品としても知られおります。
数百といわれる栗の品種の中でも,丹波栗は粒の大きさと味、色あいで群を抜き
まさしく栗の王者にふさわしい風格を備えているのです。
そんな栗の王様をイメージしておつくりさせていただきました。
中身は栗あん、外はこし羊羹をコーティングして、ケシノミを振ってございます。
以前、京都府丹波町の農園など南丹広域振興局や農家の方々の
企画で丹波栗産地見学会に組合青年部一同で参加させていただきました。
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京のブランド産品として認証されている丹波栗。
農家の方々の丹精こめて一つ一つ丁寧に育て上げられた丹波栗。
生で実感させていただき、とても勉強になりました。
我々京都の職人は、もっともっと地元ブランド力を高め
一つ一つ、丹精こめて
もっともっとお客様に喜ばれる和菓子つくりに励んでいかなければいけないと思いました。
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