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淡雪のかかった紫陽花♪2011.06.21 Tuesday
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JUGEMテーマ:グルメ
京都は梅雨のジメジメ陽気が続きますが・・・
皆様いかがおすごしでしょうか?
今年は北陸の梅雨入りが6月16日で
沖縄の梅雨明けが、ナント6月9日 観測史上最速らしいですね!!
京都の梅雨明けも例年より早いと聞きましたが・・・・
いったいどうなるのでしょうね。
毎年、祇園祭あたりまでが梅雨明けの平均といわれてますが
個人的には早く梅雨明けしていただければ嬉しのですが。
そんなジメジメ陽気ですが、紫陽花の花びらはカラフルに咲き誇っておりましたので
本日はそんな梅雨時のどんよりと曇った気持ちも晴れやかにしてくれる紫陽花をモチーフにして作ってみました。
赤と緑の紫陽花です。
緑の羊羹と赤の羊羹を細かく切ったものをまず作り
そして粒餡の餡玉に先ほどの緑と、赤の羊羹をそれぞれ一つ一つ貼り付ける工程
そして最後に淡雪を上からかければ出来上がりです。
淡雪とは、溶け出しそうな雪のように舌の上でとろける食感をイメージしたもので泡雪、阿わ雪、淡雪かんとも呼ばれております。水を加えた寒天を火にかけて溶かし、砂糖を加えてしばらく煮詰めたものに、メレンゲをあわせて固めたものです。
メレンゲを合わせる際に、荒熱を取らないと分離するため、人肌(ひとはだ)程度まで冷まします。
寒天の代わりにゼラチンを使えばマシュマロになります。
こちらは、赤と青のコラボバージョンの紫陽花です。
紫陽花は咲き始めは白い花が、一雨ごとにだんだん青色や赤色に変化します。そして雨に濡れた後の紫陽花の花は、光沢も一段と綺麗で美しく
特に日陰を好む紫陽花の花は朝や夕方の光景をイメージしてお作りいたしました。昨日、初夏の祇園の風物詩の1つでもあります白川沿いの紫陽花を観てきました。
やはりここは、季節毎に色々な雰囲気を出す処です。
紫陽花のこの季節は若々しく、初々しい浴衣姿の舞妓さんが歩く姿と紫陽花がぴったり
マッチし蒸し暑い京の祇園の初夏を感じさせてくれます。
石畳を歩きながらの紫陽花見物は大変風情を感じることができました。
話は変わって
先日、和菓子の組合の第52期、定時総会が開催され、新役員の改選が行われました。
ワタクシ、金つばの幸福堂職人は例年に引き続き新役員として、庶務広報理事という大役をいただきました。
今も続く先人から築かれた京都の和菓子文化を継承していく観点から、
和菓子業界のさらなる発展と和菓子の歴史伝統の素晴らしさを後世に伝えていく為に、
これからもいっそう気持ちを引き締め活動してまいりたいと思います。
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