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上生菓子 窓の月&上弦の月☆2009.07.29 Wednesday
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JUGEMテーマ:グルメ
お客様の挨拶が「いらっしゃいませ」の後に必ず「いや〜〜暑いですね〜、(;一_一)」
というのが決まり言葉になっております今日この頃です。
夏休みも入って近くの壬生寺では、ラジオ体操が始まりました。
朝、ちょうど開店準備をしておりますと、
ぞろぞろと壬生寺に向かうお子さん達で大賑わいです。
中には、体操せずに終わりがけに来て判子だけ押してもらって帰る
お子さんがいるみたいです(笑)
私も小学校の頃は毎日通いましたね〜、
確か小学校の夏休みの宿題になっており、
8割以上出席しないと駄目だったのを覚えております。
余談はこれぐらいにして
それでは本日の和菓子のご紹介とまいりましょう!!
その前に
今夜、出るお月さま、名前がついているのご存じでしょうか?
そう、本日は上弦の月の日なのですぅ!!
と言っても殆どの方が、何ですか??と思われるんじゃないですか?
「満月の15夜はじっくりと眺めてお月見団子を片手に」ってのはよくあるお話なのですが、
半分にかけている半月でお月見とは聞いたことがないでしょうから。
「上弦の月」とは、これから日に日に(夜毎に)月が大きくなっていくときの、
三日月〜満月の途中の月の形状です。
簡単にいいますと、ちょうど半分になったお月さまなんですね。
これの反対に、「下弦の月」とは、これから新月を目指して夜毎に欠け方が大きくなって、
次第に細くなっていく時期(満月以降)の月の形状を言い表します。
地球の自転の方向・月の公転の方向から、
上弦の月は夕方、下弦の月は明け方に見えることになります。
本日はそんなお月さんを窓から眺めている感じを表現した和菓子をのせて見ました。
寒天ゼリーの中に白の餡玉が中に入っております。
≪上生菓子窓の月≫半分に黒もじで切ってみます。
半分に切ってみますと、上弦と下弦に分かれます。
無理やりこじつけなのですが、
月の形が ひらがなの「う」の形(右側が見える状態)なら
(うえ)上より上弦の月(これから満月に向かっていく)
ひらがなの「し」の形(左側が見える状態)なら
(した)下より下弦の月(これから新月に向かっていく)
と覚えていただければ、上弦の月と下弦の月の見分けがつくかもしれませんね。
京都は、只今晴れておりますので、上弦の月をみることができそうですよ♪∵。☆。∵。☆。∵。☆。∵。☆。∵。
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上生菓子 玉すだれ&南京玉すだれ♪♪2009.07.25 Saturday
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こんにちは^〜^
今日も朝から雨が降っておりまして、お昼には豪雨になりました((+_+))
梅雨明けはもう少し時間がかかりそうですね。
それでは、本日の和菓子のご紹介とまいります。
本日は錦玉を使用した上生菓子をのせてみました。
『錦玉(きんぎょく)』とは寒天で作った和菓子の事です。寒天は江戸時代、食べ残りの「心太」(ところてん)が凍結乾燥したものを、
「穏元禅師」(いんげんぜんじ)が命名したと言われています。
原料は「テングサ」「オゴノリ」などの海草で、
煮崩してろ過した液体を固めた「心太」を凍結乾燥して作ります。
≪上生菓子 玉すだれ≫餡子は粒あんです。
粒あんを錦玉にて、くるっと巻いてあるんです。
上の緑は葉を現わしています。
そして
粒あんの中には、やわらか~~いお餅が入っております。お餅は求肥で
お餅の中に、「ジワ〜〜〜〜〜」と粒あんの甘味が浸透するように、
やわらかくしてあり一切甘みをつけておりません。
ところで、「玉すだれ」と聞きますと、私は「南京玉すだれ」を思い浮かべてしまうんです。
2年程前ですか、京都太秦映画村へ行った時に南京玉すだれショーをやっていましたので、
一番前の席で、見物していた時の事を昨日のように思い浮かんできます。
「アさて、アさて、さては南京王すだれ…」といった独特なしゃべり方と軽快なりズムに
乗って、竹製の専用のすだれを釣竿や橋などの形に見立てて
操っておられました、とても感動いたしました。
今でもやっているのかな??
また見に行きたいものです(^−^);。∵。☆。∵。☆。∵。☆。∵。☆。∵。
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「暑さに負けたらあきまへん」土用のあんころ餅♪2009.07.21 Tuesday
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土用といえば、そう鰻!!
でも実は和菓子のあんころ餅も食べる日なんですよ!!
毎年、我々、京都府生菓子協同組合の広告が出ています。
「京の暑さに負けたらあきまへん、」
京都は盆地の関係上ホントに暑さが厳しいんです。
今年も19日の入りの日に京都新聞に掲載いたしました。
「土用は、あんころ餅(もち)で暑気ばらい」
あんころもちは別名「土用餅」と呼ばれ、
京都を中心に関西一円で広く土用の暑気払いに食されております。
その昔、土用の入りの日に宮中で、芋の葉の煮出し汁でもち米を練り、
丸めたものをみそ汁に入れて暑気あたりを防いだのが起源とされ、
江戸中期からそれが現在のようなあんころもちに転じたそうです。
夏バテに甘味をとることが昔からの言い伝えで、
今も伝統は守り継がれているわけですね。
土用といえば、ウナギしか頭に無いとお思いの方は
あんころも頭に入れてくださればありがたいです、
「冷えた麦茶とあんころ」で酷暑に打ち勝ってください。
あんころ餅は中身がお餅が入っております。
粒あん、こしあんの2種類ご用意いたしました。
《こちらは、粒あんです。》
19日の入りだけがあんころ餅を食べる日では、ありません。
京都のほとんどの和菓子屋さんでは、7月いっぱいまでは販売されております、
当店でも、7月いっぱいまで販売しております。
皆様もお近くの和菓子屋さんで、あんころ餅がございましたら、
暑気ばらいに是非、お召し上がりくださいませ。>。∵。☆。∵。☆。∵。☆。∵。☆。∵。
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